野菜ジュースと玄米粥でガン撲滅に成功したママンが、おまけの人生でみんなに伝えたい事

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どんの物語  4月2日

桜の花が咲きはじめて
花びらが風にのって飛んできました
ボクは夢の中でも夢から覚めてもしあわせでね

みんな大好きです。


大きなベットになって体は楽だけれど
何となく落ち着かなくて箱が大きいぶん、すきま風が通って
少し寒かったけれど 体温が低いままのボクを気遣って
ママンさんはたくさんショールをかけてくれました。

この日の朝に食べたごはんが最後のごはんになりました。
お水も夕方には飲めなくなりました。
ボクはなんだかどんどん疲れてしまって
すぐ眠ってしまいます。

もういつおトイレしているかもわかんなくなりました。
それでもちょっと起きている時は顔をあげて、少しお話してました。

ボクの声・・・ちゃんときこえる?
ボク・・・だんだん声が出なくなっちゃってて
お口だけのときあるんです

でも ママンさんはちゃんとお返事してくれて
ボクね
もううれしくて
でも ちょっと死ぬのってこわいです。
このまま眠っておきることないのかな?

息が止まる時はくるしいのかな?

午後はずっと居間で光線治療。
うとうとしてたら、レビちゃんがきてくれたよ。

「まだ治らないのかな?
ねえねえ、早く治していっしょにあそぼ。
 木登り教えてあげるからさ。
 あっくん、どんくさくて登れないんだもん。
 みーちゃんはおてんばはいけませんっていうし。
 
 こんどヤモリとってきてあげるから
 しっかりたべて元気出してね。」

だって。
ああ・・ちょっと残念。
ボクいっしょにいけそうもないけど
ちょっとおぼえててくれるとうれしいな。えへへ

そのあと レビちゃんと木登りする夢を見ました。
大きなケヤキの木に登って夕焼けを見ていました。
夕焼けの色はハロゲンヒーターの色でした。


夜になって時々 体がいうこときかなくなって
びーんてのびちゃったり ふるえたり

ママンさんは夜になってボクが目が覚める時にはいつもいてくれて
ずっと手をにぎっていてくれました。

ときどきちっちもしていました。

ときどきレビちゃんがのぞきにきてくれました。
ありがとう。
ごあいさつできなくてごめんね。

ボクの命はちょっとずつ0にむかって流れてく
あと何回息ができるだろう
あと何回目が開けられるだろう

ママンさんいっしょにいてね。
ボクを一人にしないでね。

静かに日付がかわっていきました。
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